葉酸はいつから飲むの?葉酸はいつまで飲むの?
一日に必要な葉酸は400μg(0.4mg)とのこと。
特に、厚生労働省は妊娠希望者と妊娠中の女性に葉酸の摂取を勧めています。
「葉酸をいつから飲むか」というと、妊娠1ヵ月前から毎日400μgの葉酸摂取が理想なんだそう。
妊娠の第1日目は、最終生理の初日のこと。
まだお腹の中に赤ちゃんがいない状態から妊娠期間として計算されます。
次の生理がくるはずの日が、妊娠1ヵ月となるんだそう。
つまり、妊娠を希望している女性は、今すぐ葉酸を摂り始めた方が良さそうです。
「葉酸をいつまで飲むか」については、妊娠3ヵ月までは葉酸400μgを摂取するのがいいんだそう。
これは、胎児が先天性奇形の影響を受けやすい時期が妊娠12週頃までと言われているから。
妊娠4~7週も影響を受けやすいと言われています。
だから、この時期にはできるだけ葉酸を摂取しておく方が良さそうです。
妊娠前の妊活期間中に葉酸を摂る意味は、先天性奇形のリスクを減らすこと以外にも理由があるとのこと。
葉酸を摂ることによって、子宮内膜を厚くすることができるんですって。
子宮内膜が薄い状態は、不妊の原因とも言われています。
子宮内膜は排卵に向けて毎日0.5mmずつ厚くなるんだるんだそう。
着床の頃には最も子宮内膜が厚くなり、受精卵を迎える準備が整うんだとか。
これが、子宮内膜が赤ちゃんを迎えるフカフカなベッドに例えられる理由なんですって。
排卵後の子宮内膜の厚さは、8mm以上あるのが一般的なんですって。
子宮内膜の厚さが15mm以上あると、着床率が高くなり妊娠する可能性も高まるんだとか。
子宮内膜8mmの妊娠率は53.1%、子宮内膜16mmの妊娠率は77%との報告があります。
逆に、子宮内膜が8mm以下の状態だと、子宮内膜が薄い状態なんだそう。
妊娠に必要な子宮内膜の厚さは6mmと言われています。
妊娠しやすい体になるために必要なことの一つとして、子宮内膜を厚くすることが大切ですね。
子宮内膜を厚くするには、ホルモンバランスを整えることが重要なんですって。
オランダの医療機関が、葉酸には卵胞の発育を良くする効果があることを報告しています。
卵胞の発育が良くなるということは、卵胞ホルモンの分泌が活発にるということ。
卵胞ホルモンはエストロゲンとも言われていて、女性ホルモンの一種。